「光と」①

私の前には今、開業届とともに

廃業届が置かれている。


ねこカフェを掲げた、人が笑顔になる場所。

コミュティーを広げたい

という想いが根底にある


人と人

人と猫が

触れ合うことの出来る場所

「ねこ処」という名のcafe❓(笑)


海と緑に囲まれた自然あふれる

エネルギーいっぱいのこの場所で


のんびり過ごすもよし

猫と遊ぶもよし

マンガや本を読むをよし


店主とアホな話をするもよし

真剣な話をするもよし


音楽で繋がったり

他の趣味で繋がったり


楽しいことを

いっぱい広げていける場所を創ること。


それぞれが、それぞれに

なんか、笑顔になっていける場所。


そんな想いで始めた。


そして、私にはもう一つの顔がある。

16年前から、離婚と同時に

「刺青師」という、異色の職業の中で

生きてきた。


マシーン(機械)を使わない

「手彫り」という、

一本のスティックのみを使う

All hand work Tattoo の世界。


繊細かつ、手間暇かかる技術を評価してもらい

海外から来て下さるお客様もいる。


先代が亡くなってからの10年は

ひとりでその看板を、守ってきた。


デザインの学校を卒業した私は

ものを創造するのが好きだった。


体に絵を刻むというアートに

しかも、

そのすべてを、人の手が創りだす不思議に

私は、純粋に惚れこんだ。


真剣に、

これで人を幸せにしたいと想っていた。

一生消えないものを、体に刻む重さと同時に


それを乗り越えたぶんだけ

人は強くなり

幸せになっていくと、そう思っていた。


普通という世界にいては見えないこと

多様な人間を見て


心の世界を知るために

私はこの「刺青」という影の世界に

身を置いてきたのだろうと今は、そう思う。


今でも、「刺青」というアートを

美しいと想うし

好きであることに変わりはない。


人ぞれぞれ、変わった趣味があるように(笑)


そして

この世界に生きてきたお陰で

私は、ひとりでも息子を育てることが出来たし


個性豊かな人達が多いけれど(笑)

一期一会の出会いの中で

いろんなことを、学ぶことが出来た。


人間としての幅が、広がったように思う。


私が、誰かの体に表現したそのアートを

背負ってくれた人達には


そこに、感謝以外の何もない。

自分の歩いてきた道に、後悔もない。


「原子力」を、戦争に使う人もいれば

資源として利用することもできる。


与えられたものを、どう使うかは

その人次第なんだ。


「刺青」を彫って、偉そうに

肩で風を切ってあるくことも出来れば


それを背負ったことで

心を律することも出来る。


与えられた「それ」自体に

善も悪もない。


すべては、自分の心が決めるのだから。


そうやって歩んできたこの16年間の

「刺青師」という職人の世界から

私は、身を引くことにした。

♡愛LAND♡

命の大切さを詠う

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